不易流行 70年以上の歴史を大切に より高みを目指して

このたびは中川産業株式会社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。代表よりご挨拶申し上げます。
弊社は創業から70年を超える歴史を有していますが、第77期からはモリテックスチール株式会社の子会社として新たなスタートを切り、私はそれを契機に代表に就任いたしました。それに伴い、新たな経営方針として「不易流行」を掲げました。70年以上の歴史をもつ弊社には、長い時間によって積み重ねられた強みや価値があります。それを大切にしつつ、より高みを目指して会社として進化していくべきだとの思いを込めています。コイルセンターである弊社を含めて業界全体のあり方を改革することで、コイルセンターのステータスを高めていきたいとの思いもあります。そのために必要なのは、人づくりです。地元の方々の雇用を守り、採用した人をしっかりと育てて付加価値の高い仕事ができるプロフェッショナル集団とすることは、弊社の社会的な使命です。

1972年ミュンヘンオリンピックで男子バレーボールチームを金メダルに導いた松平康隆監督は、「天の時、地の利、人の和」「天の時は地の利に如かず、地の利は人の和に如かず」という孟子の言葉を引用してチームづくりをしました。私もこの言葉が持つ精神に共感しており、天(天候や環境)の好機や土地の有利な条件だけでは十分でなく、人々の心が一つになっていることが最も大切であると考えております。そして自らの成長や組織としての成功に向けて努力する人を大切にする会社にしたいとの思いで、さまざまな制度や施策を打ち出しています。まだまだ道半ばですが、これからの中川産業にもどうぞご期待をいただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

代表取締役社長白木 昇道